泡の表現(パーティクルの活用)
Blenderで泡の表現をしてみる
こんにちは!
LEDIA PHOTO STUDIOです!
またBlenderか〜と思われるかもしれませんが、温かい目で見守ってください😇
実際に撮影すると鬼門なのが『気泡や泡』です。
もっと欲しいのに!!など、なかなかいうことを聞いてくれません。😉
今回は、3DCGにてパーティクルを活用して『気泡/泡』を表現してみたいと思います。
※使い方は、【CGBox】さんや【Vook】さんを参考にされてください💭
制作例
炭酸などの泡を表現する場合、『下から上に上昇する』アニメーションで解決します。
パーティクルの設定欄の【ForceField⇒Gravity】をマイナスに指定します。
(スライダーだと[0]までですが、手打ちすれば、マイナスの数値も受け付けます!)
ここら辺がBlenderのいいところというか、あり得ないを可能にしてくれるCGの良さですかね💭
(パッと見 分かりづらいですが、数値の手打ちは結構使います。)
作成方法(Blender/パーティクル)
泡の速度を変更するには、いくつかの方法がありますが、一番簡単かつ
再調整がしやすいような方法にしました!
図解するとこのような感じです。
【細かい粒/やや遅め】【大き目の粒/早め】の2枚の板 を作成する方法です。
あくまでパーティクルも物理演算(ベイク)が必要なので、
なるべく再調整し易い方が良いと個人的には考えています。
どんな制作物でも『再調整/微調整できる』とアドバンテージですよね
(再調整せず、一発でズバッとOKクオリティを出せるのが一番嬉しいことではありますが💭)
(余談)何故2枚の板を用意するのか?
泡の大きさのメリハリをつけて、大きい泡の方が速度が速いんじゃないか?
という、先輩カメラマンからのアドバイスです🙏
※以下はボツ例(仮作成)です↓
板1枚だと、このような感じで、現実っぽくないです。
ちょっとしたアドバイスによる『+1の工夫』でクオリティは上がっていきますね💭
素材として使用する際の、レンダリング前のちょっとした工夫
①透過movとして書き出す
『泡だけ使いたい!』といったことも製作側としてあると思います。
その場合は、書き出しに【少々の手間】を加えるとより使いやすくなります。
書き出す際に『透過MOV』にすることで、AfterEffectsなどの動画編集ソフトに
アルファ(透過)付きで素材として活用することができます
(制作としては、これがメインの使用方法なきもしますが…笑)
方法に関しては、上画像や【KitapunaBlogさん】の記事を参考にされてください✊
透過MOV書き出しの注意点
ただこの透過MOV、意味が分からないくらいに重いので、そこだけ注意が必要です。
(サイズなどによって変動するので、一概には言えませんが…)
②モーションブラーをつける
これもちょっとした事ですが、
モーションブラーをつけることで、よりリアルな動きになります。
数値などは、原則デフォルトで問題ないと思いますが、好みで変更するのもアリです✋
+
モーションブラーをつける際の注意点
画像にブレ処理をするの『切り出しの静止画』としては使いづらいので注意が必要です。
『切り出しの静止画』として使う場合は、そこだけ別でTIFFなどのフォーマットで
再レンダリングすることを(個人的には)推奨します。
おわりに
LEDIA PHOTO STUDIOでは、今後もより色々な機能に触れ
コマーシャルに『できること』を増やしていきたいと思います。
ご覧いただきありがとうございます!