照明機材をProfotoへ更新しました。

今回は、ストロボを【 Profoto 】へ更新させていただいたので、
使いやすさや変わった点などを含めご紹介させていただきます。

こんにちは!
LEDIA PHOTO STUDIOの竹下です。

今回は、最近導入していただいた機材についてご紹介します。

まず、Profotoとは?

見たことはある方もいらっしゃるかもしれませんが、
『Profoto/プロフォト』はスウェーデンのライトメーカーで、ストロボ界では有名です。

堅牢なジェネレータータイプのスタジオライトから、
現代のモノブロックタイプのストロボまで、幅広く信頼性の高い照明を作るメーカーです。

Profoto D2 Air 1000Ws TTL
Profoto B10X Plus モノブロックの写真

スタジオ関係の方や、写真に詳しい方ならご存知かと思いますが、
この度、従来のジェネレータータイプから、モノブロックタイプに更新しました。

モノブロックのメリットとして挙げられるのは

・チャージ部と発光部が1つになっている(小型化)

・バッテリータイプのストロボは、ケーブルが一切不要(セットの簡略化)

・出力をそれぞれ変更できる【独立調光】が可能。(より繊細な撮影が可能に)

・技術の進化により比較的軽量(ジェネタイプのヘッドのみよりは重いですが…)

・バッグで携行(持ち運び)が簡単、ロケーション撮影などの際も場所を取らない。

などが挙げられます。

では早速ですが、導入いただいた3つの機材をご紹介させていただきます。💭

Profoto B10X Plus

Profoto B10X plus

バッテリータイプのProfoto B10X Plusは、コードレスで運用でき、
ブームスタンドで高い位置に配置したり、
電源の確保できないロケ現場などで重宝します。
(電源がある場合、ACで給電しながらの撮影も可能です)

また、B10からの進化として、モデリングランプに関しては
ビデオライトの補助光(アクセント)くらいの出力の『LED』がついています。

旧機種と同様、バイカラー(色温度を変更できる)機能を搭載しており、
映像撮影時に【ちょっとアクセントで1灯…】が可能になりました!!

Profoto D2 1000 AirTTL

  • Profoto D2 Air 1000Ws TTL
  • Profoto D2 Air 1000Ws TTL

Profoto D2 Air1000TTL
コマーシャルスタジオなどではスタンダードなモノブロックストロボで、

【高速閃光】や【チャージ時間が早い】のが特徴です。

現代において1000Wsを多用する機会は多くはないかもしれませんが、
モデル撮影時などの際の発光不良の少なさや、チャージ時間の速さなど、
「余裕があること」は、広告写真の撮影においては欠かせないので、とても重要です。

すでに数回、実際の案件で運用しましたが 「独立調光」や「取り回しの良さ」が快適で、
日々感動させていただいております。🧎‍♂️🧎‍♂️

Profotoで一番最初に撮ったものは…

  • ProfotoとCaptureoneを用いたテザー撮影風景01
  • ProfotoとCaptureoneを使用したテザー撮影風景02

↑最初に撮ったのは、当たり障りのない【マイペット】さんです。
スタジオでは、デコラ板など基本的な清掃に重宝しています。

なぜマイペットを撮影したかというと…

商品の切り抜き写真などを撮影する際のテンプレート(おおよそのライトセッティング)を
新しい灯体で、あらかじめ決めておくためです。

キーライト/メインライトは実際の商品の『質感』や『形状』によって全て変えていきますが、
ある程度のテンプレートを作成しておくことで、スピーディーにクオリティの高い撮影ができます。

Profoto Connect Pro

次に、コマンダー(リモコン)についてです。
コマンダーに関しては、最近発売された【 Profoto ConnectPro 】を導入していただきました。

Profotoには現在2種類の制御システム(Air1・Air2)がありますが、
このコマンダーはどちらにも対応しており、使い分けができるのもメリットです。

また、つい最近のアップデートでD2シリーズも『Air2』に対応したので、
タイミングが非常に良かったです。

現在スタジオでは『Air1』で運用し、コマンダーから調光したり、
アシスタントに実際の数値を確認してもらい、そこから変更してもらったりしています。

終わりに

  • 撮影時のライトセット(仮)
  • ピントなどを確認するスタッフ

今回は新規機材の導入のご報告・紹介になりました。

LEDIA PHOTO STUDIOでは、クライアント様のイメージを、スチル・ムービー問わず
『よりクオリティを高く』『スピーディーに』撮影できるよう、スキルはもちろんのこと
カメラ・照明などの機材や、最新のソフトウェア等を導入しております。


次回は、Profotoの『高速閃光』に着目し、普通では撮れない写真をご紹介します📸
ご覧いただきありがとうございました!